円山応挙展に行ってきました。
パリに行って以来、日本の文化を見直さなければ という気持ちが強まり
「これは行かなきゃ<(`^´)>!」と娘を連れて行ってまいりました。
「一緒に行くけど、着いてからは自由行動だからね。」という決まりで(笑)。
何年も前に、娘と甥っ子を連れて「ゴーギャン展」に行ったのですが、
小さかったこともあり、すぐに飽きてしまってこちらは十分に干渉できず、
「2度と子供と美術展に行かない。」と心に決めていたのでした。
好きか嫌いかは置いといて、見応えありましたよー!
屏風絵を立体的に捉えた構図(屏風って立てるとギザギザの構造ですよね。
前に出ている山の部分に画面上手前にあるものを描き、へこんで谷の部分に
画面上遠方にあるものを描く)とか、
荒々しい筆跡で、上から下に真っ直ぐ線を何本も書いてあるだけの絵かな?
と思うと、そこに滝を登っていく鯉が描かれていて、それを目にした瞬間
さっきのただの筆跡は、白に残した部分も含めて滝の水に変貌するのです。
または、墨の濃淡をつけて余分なものを全て削いだ最小限に描かれた
竹によって、描いていない部分にも、湿度や温度、奥行きを表したり・・・。
この「雨竹風竹図屏風」は 本当に素晴らしかった!
中国や西洋の画法を貪欲にとり入れて描かれた日本画は、賛否両論。
伝統を重んじる文化人には評判が悪かったのだそうです。
でも、このパイオニア精神はすごいです。本当に勉強になりました。
今回は図録を購入しなかったので、画像無しでずびばぜん。
興味のある方は是非!
音声ガイドを付けてごらんになるとおもしろさ3倍ですっ!
←ランキングに参加しています。
げっ!順位が下がって2ページ目になってる。
クリックありがとうございました!
花屋 cadeaux カドゥ
☆名古屋/千種区/花屋【カドゥ】☆
0 件のコメント:
コメントを投稿