この前の日曜日は、
5周年記念イベントの会場下見に始まり、
愛知トリエンナーレ(長者町会場)を観に行き、
〆は水彩画家の柘植彩子先生の展覧会の
クロージングパーティーに出席してきました。
下見したのは、名古屋駅からほど近い
町並み保存地区にあるフレンチレストラン。
お料理も美味しく、お食事とは別のイベントスペース
(380年前に建てられた土蔵!)もすっかり気に入ってしまいました。
速報!
イベントは、この会場で10月2日(日)の
ランチ時間を含んだ時間帯に行うことが決まりました!
詳細は、決まり次第お知らせいたします。
みなさま この日は空けておいてくださいね。
会場が決まって一層ワクワクした気持ちになり、
お腹もふくれた最高な気持ちで「愛知トリエンナーレ」へ。
愛知トリエンナーレは、豊橋や岡崎にも会場がある大がかりな芸術祭です。
多様な作品が、様々なロケーションで楽しめるのも魅力のひとつです。
この日は市内の問屋街にある長者町会場に出かけました。
本当にいろんな作品があるので、「おおっ!」と思うものもあれば
「うげっ!」となるものもあります。(笑)
※完全に個人的意見なので、不快な表現がありましてもご容赦ください。
7か所回った中で、気になった作品が2ヵ所にありました。
ひとつは、伝馬町ビルの
キャンディ・ファクトリー・プロジェクト/北九州国際ビエンナーレ in 愛知
マイク・ボード、ヨンヘ・チャン・ヘヴィー・インダストリーズ、ジョン・ミラー、
宮川敬一、古郷卓司
のビデオ作品(と言えばいいの?)。
1階の作品の音はビルの外にも流れています。
求人広告(実際の?)をモチーフにしたり、社会が抱える問題を
宣伝のように提示した映像作品でした。
女性の声で読み上げられる求人広告や
恋人募集の記事(歌になってて、画面は野菜やお菓子の
POPな感じで、なんだかかわいいんですけど。)の中に
現代人が抱える闇の部分や人種問題、平和が危機に
さらされている現実を突き付けられます。
「この無表情だけど可愛い女の子の口の中をこじ開けてごらん。
芋虫がぎっしり詰まっているよ。」的な印象をうけたり、
沖縄基地の「売ります。買います。」などは、難しい言葉でいうより
現実感があって、ずしんときます。
さっきまでの幸せ気分も吹き飛びます。
もうひとつは、八木兵錦6号館の
今村 文 さんのエンコースティック(蜜蝋画)。
なんとも言えない「白いカーテンの部屋の夢見心地な透明感」とでもいうような画面作り。
マチエールに惹かれ、戻って調べると、使われている技法は、
古代エジプトのミイラの棺の装飾にも使われていた古代の技法で、
色の顔料を温めたロウの液体で板のパネルへと固着させていく、
極めて時間のかかる技法だそう。
蝋の中で顔料が漂っているわけですね。どうりで。
同作家の植物の絵を切り抜いて油紙(?)に貼り付けた作品も
「可愛い植物標本」みたいで よかった。
TVで見たのか、ネットで見たのか記憶が定かではないのですが、
飛び出した根っこが本物の植物のものかどうか気になっていたので、
確かめるためにも見たかった作品ですが、
紙を切りぬいたものでした。おもしろーい。
と、全く性質を異にする作品に引っかかりまくった後、
清流の藻のような透明感のある水彩画を描かれる柘植先生の展覧会へ。
cadeauxの花をモチーフにした絵も展示されていました。
(スマホケースも買っちゃった♪直筆サイン入り)
柘植彩子の絵に魅せられて、先生の教室に通う生徒さまもたくさん
パーティーに来てらっしゃいました。
美しい絵に囲まれた中で、みなさまと楽しくおしゃべりをしてまいりました。
楽しい時間をありがとうございました。
精力的に過ごした1日。
とくにオチもありません笑。こんな休みもたまにはいいですね。
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