写真家ソール・ライターのドキュメンタリー映画を観てきました。
複雑に美しい彼の写真とともに、彼の喋る言葉は、とても魅力的でした。
もしあるなら、映画全編を通じて彼が話す言葉の全てをまとめた本を
ぜひとも買いたい位です。
ところが残念なことに、前回のヴィヴィアン・マイヤーの映画と同じく、
前半はかなりウトウトしてしまった。いくらつまらない映画であっても、いつ面白くなるか分からないし、
仮に面白くならなくても、全編観ないと気が済まないので、
どんな映画でも絶対に寝ない私でしたが、最近は面白くっても
寝てしまうという恐ろしい状況に陥ってしまう。つまらないどころか、この写真家の魅力に惹きつけられた私は、
自分の冷たい手を首すじにくっつけたり、彼の言葉にもっと集中しようと
してみたりするのですが、効果なし。さらに後半は、(ほんのたまになるのですが、)足がなんともやるせないような
切ないような感じになるのです。足がカチカチになるぐらい力を入れても、ダラダラに脱力させても
なんとも嫌な感じなのです。その嫌な感じときたらちょっと頭がいかれそうな位です。
更に残念な事に、私の頼りない記憶力では、彼の名言の数々が
キラキラと輝いたと言う記憶だけで、ほんの小さな1番星に追われて消えてしまうのです。
あー残念だー。残念で仕方ない。
藁にもすがる思いでパンフレットを買いました。
あれだけ名言があった映画のパンフレットだ。名言集コーナーがあってもいい位だ。
やっぱりあった。たった一言だけど。
暗い映画館の中で、気になった言葉を
脳みそが無理なら、なんとか紙に書き留めたいものです。
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